養命酒製造（2540）株主優待～自社商品詰め合わせ～

養命酒製造（2540）の株主優待の紹介となります。

2022年1月にネオモバで購入した銘柄となります。
財務鉄壁で株価変動の少ない自社製品の株主優待を実施している企業を探している時に見つけた銘柄となります。

現在は100株を保有していて、優待品は初取得となります。

それでは、株主優待内容と廃止・改悪リスクの考察についてお伝えしていきます。

優待情報

優待品

株主優待品は自社商品詰め合わせとなります。
なお、2023年9月権利分より酒類セットを廃止して、くらすわ食品セット１コースになる予定です。
ちなみに「薬用養命酒」は第２類医薬品のため、優待品には含めていないそうです。

出典：養命酒製造HP「株主優待品の内容決定に関するお知らせ p1」より

取得条件

権利確定日（9月末）時点に100株以上保有で保有期間に応じて貰えます。

到着時期

株主優待の案内は12月上旬に株主優待書類として到着しました。
日本郵便の普通郵便でポストに投函されていました。
（コース申込期限は12月30日消印有効）
↓
優待品は2月中旬にゆうパックで到着しました。

株主優待ページ

実物紹介

株主優待品の実物紹介です。
私は100株（3年未満）なので「1,500円相当の自社商品詰め合わせ」となります。
今回は「くらすわ食品セット」を選択しました。
コンパクトな段ボールで届きました。
ピンバッジと株主限定20％OFFクーポンも同封されていました。
カタログには色々な美味しそうな商品が掲載されていたので、注文してみたいです。

導入・変更履歴

導入時期と目的

導入発表日：2017年5月10日
適用開始日：2017年9月末
導入目的：認知度の向上、投資魅力の向上、長期保有の促進

下記プレスリリースは株主優待制度の導入に関するお知らせとなります。

出典：養命酒製造HP「株主優待制度の導入に関するお知らせ」より

変更履歴（拡充・改悪）

2018年3月期に株主優待制度を導入後、変更はありません。
ただし、2023年9月権利分より酒類セットを廃止して、くらすわ食品セットへ一本化となる予定です。

改悪・廃止リスク

株主優待の廃止・改悪リスクは小と考えています。
下記、項目毎で分析します。

（合計点数 リスク小：3～4点、リスク中：5～7点、リスク大：8～９点）

優待品

優待品は自社商品となっています。
クロス取引で取得可能ですので廃止・改悪リスクを高める要因となっています。

個人株主数

個人株主数（3月末時点）は、導入当初から3倍以上となり増加傾向にあります。
このペースで増加が続くならば、継続保有条件が付くなどの変更はあると思います。

過去データより作成

業績

業績は好調です。
2017年以降の営業利益率の急落は改正酒税法の施行によるものです。
海外売上構成比率は公表されていませんが、3％程度あります。

• 実績
  2022年3月期は国内の養命酒の売上が堅調に推移したことや売上原価率の改善及び一部経費の節減により増収増益となりました。
• 見込
  2023年3月期は国内の養命酒の売上が堅調なことやくらすわ関連事業が好調に推移しているため、増収増益予想となっています。
  なお、3Q時点で通期計画を超過しています。

過去データより作成

企業情報

養命酒製造は主に「薬用養命酒」を製造・販売する会社です。
近年は新規事業の拡大にも力を入れています。

出典：養命酒製造HP「第104期株主通信 p3-4」より

指標

配当利回り：2.91％

自己資本比率：86.8％

有利子負債比率：0％

出典：TradingViewより

まとめ

株主優待内容と廃止・改悪リスクの考察でしたが、いかがだったでしょうか？

養命酒製造の株主優待品は自社商品詰め合わせということで、初取得ですが楽しみにしていた銘柄です！
同封されていたカタログ（株主限定20％OFFクーポン）も、想像以上に内容が良かったので注文してみたいと思っています。
クロス取引で取得可能なことや個人株主数の増加はありますが、業績が好調なことや財務鉄壁なので廃止・改悪リスクは低いと感じています。
今後も長期保有で株主優待を楽しみたいと思います。

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