大石産業(3943)の銘柄分析です。
(※各データ更新前:次回更新は2024年5月中旬の本決算後を予定)
株価変動が少なく株主優待を実施していて割安な企業を探している時に見つけました。
更新情報
2023年11月2日:下方修正(下記データは修正前)
・配当金&株主優待を検討している方
・長期保有できる銘柄を知りたい方
・銘柄選びに悩んでいる方
事業内容
大石産業は緩衝機能材や包装機能材を製造・販売する産業用包装資材メーカーです。
海外にはマレーシアとシンガポールに拠点があります。
パルプモールドでは国内シェアトップとなっています。
業績・財務・キャッシュフロー
業績
海外売上構成比率:日本が88%、海外が12%(主にアジア)
実績(2023年3月期):増収増益
見込(2024年3月期):増収増益予想
財務
財務:良好
BPS:綺麗な右肩上がり
自己資本比率:65%以上と優良水準
有利子負債比率:5%程度
キャッシュフロー
フリーCF:おおむねプラスで推移
大型の設備投資やM&Aがなければプラス
健全型(営業CF+、投資CF-、財務CF-)のパターン
配当
配当方針
配当方針:連結純資産配当率(DOE)1.5%以上を目安
所感:今後も成長に伴って増配が期待できる
特徴:1980年の上場以来、一度も減配、無配がなく安定した配当を継続
年間配当金(予想)
2024年3月期:1株当たり64円予想
配当利回り
2023年5月12日時点:3.43%
過去10年(平均利回り):3.27%
株主優待
継続保有条件:なし
長期保有特典:なし
優待内容:1,000円相当のQUOカード
下記プレスリリースは株主優待制度の導入に関するお知らせとなります。
大石産業(3943)株主優待
指標
有利子負債比率:5.69%
総合評価(Bランク)
独自の総合評価はBランクです。
項目 | 独自評価 |
安全性 | A |
成長性 | B |
収益性 | C |
定性評価 | A |
合計 | B |
※ランク付け
最高ランクS~最低ランクDの5段階
※独自評価の内訳
定量(安全性・成長性・収益性)75%
定性(特性・パフォーマンス予想)25%
コメント
株価は直近3年間は1,800円前後で推移しています。
福証単独上場から2022年2月に東証2部(現在の東証スタンダード)へ上場しましたが、株価に大きな変動はなく割安で放置されたままです。
上場以来減配がなく業績は好調ですので、サテライトとして保有するのも面白い銘柄かなと思います。
「中期経営計画」も公表されていますので、投資前に確認することをオススメします。
なお、当ブログは投資の勧誘を目的とするものではありません。
投資を行う際はご自身の判断と責任にてお願いします。