稲畑産業(8098)の株主優待の紹介となります。
2021年2月に何となく購入した銘柄となります。
当時は雰囲気で投資していたので、もっと購入していたらよかったなと思う銘柄です。
現在は100株を保有していて、優待品は2回目の取得となります。
それでは、株主優待内容と廃止・改悪リスクの考察についてお伝えしていきます。
・株主優待の内容を知りたい方
・廃止や改悪リスクの考察を知りたい方
・銘柄選びに悩んでいる方
優待情報
優待品
株主優待品は人気のQUOカードとなります。
取得条件
権利確定日※(9月末)時点に100株以上保有で保有株式数と保有期間に応じて貰えます。
(※投資初心者の方へ:権利確定日と権利付き最終日は異なりますので、要注意ですよ!)
保有株式数 | 継続保有期間 | ||
6ヵ月未満 | 6ヵ月以上3年未満 | 3年以上 | |
100株以上 | 500円分 | 1,000円分 | 2,000円分 |
200株以上 | 500円分 | 2,000円分 | 3,000円分 |
300株以上 | 500円分 | 3,000円分 | 5,000円分 |
到着時期
12月上旬に株主通信と同封されて到着しました。
日本郵便の普通郵便でポストに投函されていました。
株主優待ページ
稲畑産業:株主優待
https://www.inabata.co.jp/investor/stock/benefit/
(外部サイトへリンク)
実物紹介
100株(6ヵ月以上3年未満)なので「1,000円分のQUOカード」となります。
Twitterでの到着報告をみると、金額別で券面のデザインが変わるようです。
導入・変更履歴
導入時期と目的
導入発表日:2015年7月29日
適用開始日:2015年9月末
導入目的:投資魅力の向上、長期保有の促進
下記プレスリリースは株主優待制度の導入に関するお知らせとなります。
変更履歴(拡充・改悪)
2015年度に株主優待制度を導入後、2回の拡充を発表しています。
個人投資家を意識した姿勢が見受けられます。
項目 | 発表日 | 適用日(優待) | 内容 |
導入 | 2015年7月29日 | 2015年9月末 | 株主優待制度の導入 |
拡充 | 2017年4月27日 | 2017年9月末 | 増額 |
拡充 | 2019年9月30日 | 2020年9月末 | 対象区分の追加 (200株以上・300株以上新設) 継続保有期間の細分化 (6ヵ月以上3年未満追加) |
廃止・改悪リスク
株主優待の廃止・改悪リスクは中と考えています。
下記、項目毎で分析します。
項目 | リスク | 点数 |
優待品 | 大 | 3/3 |
個人株主数 | 中 | 2/3 |
業績 | 小 | 1/3 |
合計 | 中 | 6/9 |
(合計点数 リスク小:3~4点、リスク中:5~7点、リスク大:8~9点)
優待品
優待品はQUOカードで自社の事業やサービス関連ではありません。
また、クロス取引で取得可能ですので廃止・改悪リスクを高める要因となっています。
個人株主数
個人株主数(3月末時点)は近年急増しています。
理由としては、コロナ禍でも業績好調で割安感があり、累進配当を導入するなど積極的な株主還元姿勢が評価されたものと考えられます。
企業規模を考えると優待継続の余力はあると思いますが、今後も株主数の急増が続くと改悪する可能性はあると思います。
業績
それに伴い、営業利益率も2.5%程度と商社では一般的な水準まで上昇しています。
別記事で銘柄分析をしていますので、よろしければ下記リンクをご覧下さい。
稲畑産業(8098)銘柄分析
開発者:投資家バクさんのTwitter ⇒ https://twitter.com/firelife_blog
分析ツールのURL ⇒ https://fire-lifefullness.com/investment-assets/1526/
企業情報
海外18カ国に約60拠点を有するグローバル企業でもあります。
指標
まとめ
株主優待内容と廃止・改悪リスクの考察でしたが、いかがだったでしょうか?
稲畑産業の株主優待品は使い勝手のよいQUOカードということで、私も大好きです!
長期ビジョンもしっかりしていて累進配当を導入するなど株主還元にも積極的なので、今後も長期保有を継続しつつ、300株まで買い増しを検討しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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