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パイロットコーポレーション(7846)銘柄分析

パイロットコーポレーション_銘柄分析_アイキャッチ
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パイロットコーポレーション(7846)の銘柄分析となります。

財務鉄壁で営業利益率が高く株主優待を実施している企業を探している時に、以前から目を付けていた銘柄となります。
(利回りが3%付近なので購入を検討中です)

ニッパー君
ニッパー君
現在、端株での購入を検討しています!

この記事は以下のような方におすすめ!

・配当金&株主優待を検討している方
・長期保有できる銘柄を知りたい方
・銘柄選びに悩んでいる方

ラディッシュさん
ラディッシュさん
それでは見ていきましょう♪

事業内容

パイロットコーポレーションは筆記具の最大手で単一ブランドでは世界No.1の売上です。
海外にも多くの製造・販売拠点を有するグローバル企業でもあります。
また、海外売上比率が高いのも特徴的です。

出典:パイロットコーポレーションHP「よくわかるパイロット」より
出典:パイロットコーポレーションHP「業績と中長期的戦略」より

業績・財務・キャッシュフロー

業績

業績:堅調
営業利益率:16%以上

海外売上構成比率:日本が33%※、海外が67%
(米州30%、欧州20%、アジア17%)
※日本地域には海外代理店直販分を含む

実績(2023年12月期):増収減益
見込(2024年12月期):増収増益予想

新興国での就学率向上に伴う需要増加
インバウンド需要
デジタル化に伴う筆記具の需要減少
海外売上比率が高いため、為替影響あり
→円安(増益要因)
過去データより作成

財務

財務:鉄壁
BPS:右肩上がり
自己資本比率:75%以上
有利子負債比率:2%程度

過去データより作成

キャッシュフロー

フリーCF:おおむねプラスで推移
健全型(営業CF+、投資CF-、財務CF-)のパターン
2023年度・2024年度は積極的な設備投資

2017年の財務CFの大幅なマイナスは自社株買いのため
(逝去した大株主の相続人より保有分売却の意向があったため取得)
過去データより作成
出典:パイロットコーポレーションHP「2023年12月期決算説明資料 p14」より

配当

配当方針

配当方針:安定した配当の成長の実現を図るとともに、配当性向30%以上を目指す
所感:財務余力があり、減配の可能性は低い
特徴:9期連続増配中

過去データより作成

年間配当金(予想)

2024年12月期:1株当たり106円予想

配当利回り(推移)

過去データより作成

株主優待

権利確定月:12月
優待発生株数:100株以上
継続保有条件:あり(5年毎)
長期保有特典:なし

優待内容:自社製品(推定:1,500円以上)~
※2023年12月期から500株以上1,000株未満の新設あり

出典:パイロットコーポレーションHP「株主優待のご案内」より

総合評価(Sランク)

独自の総合評価はSランクです。

項目独自評価
安全性S
成長性A
収益性A
定性評価S
合計S

※ランク付け
最高ランクS~最低ランクDの5段階
※独自評価の内訳
定量(安全性・成長性・収益性)75%
定性(特性・パフォーマンス予想)25%

コメント

株価はコロナ中から2022年10月ごろまで上昇していましたが、その後は下落傾向にあります。(なお、コロナ時は一時3,000円を下回っていました)
現在は利回りも3%に近づき魅力的な水準となっています。

業績は増収傾向ではあるものの利益は伸び悩んでいますが、それでも営業利益率は15%以上あるので優秀です。
決算説明資料上では地域別で見ると日本セグメントの利益が海外セグメントと比較して突出していますが、海外子会社などへの単体輸出分があるのでその分は考慮して考える必要があります。

会社側は事業拡大の戦略として「新興国での拡販」や「筆記具以外の売上割合を現在の5%から25%まで高める」ことなどを掲げていますので、購入を検討される前に「中期経営計画」を是非ご一読下さい。

総評としては、財務鉄壁(ほぼ借入なし)10期連続増配予定で使用用途の高い筆記具の株主優待もあるので、納得できる株価水準で購入できれば準主力として保有するのもアリかなと思います。

出典:パイロットコーポレーションHP「2023年12月期決算説明資料 p19」より
出典:パイロットコーポレーションHP「2022-2024中期経営計画 p17」より
ラディッシュさん
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ニッパー君
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なお、当ブログは投資の勧誘を目的とするものではありません。
投資を行う際はご自身の判断と責任にてお願いします。