2022年度の運用成績(年間)と総括となります。
長期株式投資さんの「配当再投資で資産形成」ブログと本を参考にして、私のブログのタイトルにもしている「株主優待と高配当株」を中心に投資を行いました。
現在の投資スタイルは自分には向いていると感じています。
それでは、振り返っていきます。
受取配当金
受取配当金(税引後)は前年度から+69,600円(前年比+52.29%)の202,692円となりました。
保有銘柄の企業業績回復による増配に加え、新規投資による増加により過去最高を更新しました。
受取配当金 | 増減率 | |
2021年度 | 133,092円 | – |
2022年度 | 202,692円 | 52.29% |
評価損益(新規取得分)
新規取得分の評価損益は+336,200円(+11.20%)となりました。
検討銘柄の中期経営計画発表後のタイミングや日経平均株価が26,000円を割れた下落タイミングでの購入により取得価額を抑えることができました。
また、新規取得銘柄の企業業績が堅調に推移していることも、株価上昇要因になりました。
評価損益:+336,200円
評価損益率:+11.20%
相場環境
2022年の日本株は26,000円~29,000円の範囲で推移していましたが、総じて上値の重い展開となりました。
要因としては①新型コロナ感染拡大時の経済への影響、②ロシアのウクライナへの侵攻による地政学リスクの上昇、③米国を中心に世界各国の金融引き締めによる景気後退懸念が株価下落材料となりました。
各国の代表的な株式指数を見ても大幅下落で厳しい年ではありましたが、2023年も短期の株価変動に翻弄されないように、株式市場と謙虚に向き合っていきたいと思います。
成果と課題(2022年度)
2022年度は投資スタイルを確立することができたので、概ね満足できました。
以下、成果と課題のまとめとなります。
・銘柄分析の精度向上
・購入ルールの確立
・長期視点での保有
成果としては、自分が納得する投資(銘柄分析・購入水準・継続保有)が、できるようになったことです。
以前は投資系youtuberやブロガーの推奨銘柄を吟味せず購入していましたが、結果として高値掴みになることも多々あり後悔した反省から、自分の基準を決めるようになりました。
現在は銘柄分析の精度向上に力を入れて、長期視点で安定した成長ストーリを描けるかどうかを意識して取り組んでいます。
・資金管理
・暴落時の準備不足
・SNSの情報に振り回されない
課題としては、銘柄を増やしたい欲望を抑えることができずに資金が枯渇することがあったので、資金管理を徹底してキャッシュポジションを高めに維持するようにしたいです。
また、暴落時への備えが不十分であったので、気を引き締めて対策を練りたいと思います。
最近はTwitterなどのSNSで様々な情報が飛び交っていて他者の解説を鵜呑みにしてしまいがちですが、速報性はあるものの信頼性が低いものも混じっているので、注意しながら冷静に判断するように心がけたいです。
投資戦略(2023年度)
2021年度後半から行っている「株主優待と高配当銘柄を主軸に投資」を継続します。
過去にはテーマ株や成長株投資の経験もありますが、短期売買を繰り返して運用成績もマイナスで精神的なダメージを受けましたので、自分には合いませんでした。
一方で、現在の投資スタイルは長期的な資産形成が目的なので、新規投資の際には銘柄分析・株主優待・株価水準などを総合的に勘案して慎重に投資しています。
その過程を楽しめていることも継続する理由となっています。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に価値のある情報を提供できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
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2023年が皆様にとって明るく素敵な1年になりますように。
どうぞ宜しくお願い致します!